広報に関するSNSでの情報発信に関する7つの改善ポイント
広報に関するSNSでの情報発信に関する7つの改善ポイント
この記事では広報・PR担当者の皆さんに向けて、これからの時代を生き抜くための「SNSでの情報発信」に関する意識改善ポイントなどについてお伝えしていきます。
特に「とにかくたくさん情報を発信しているのにユーザーに届いている気がしない」という方や、「テクニックも積極的に学んでいるのに成果がついてこない」などとお悩みの広報・PR担当者におすすめの内容となっています。
本記事では、SNSを使った広報・PR発信がユーザーに届かない理由、そしてSNSでの情報発信に関する意識改善ポイントなどについてお話ししますので、ぜひ参考にしてください。
人気記事:PR会社一覧を紹介!厳選20社ランキングとカオスマップ
SNSでの広報・PR発信が届かないのは「情報発信」へのイメージに問題がある
企業公式SNSアカウントや広報・PR用アカウントを作って毎日のように発信している企業が多いと思います。実際、SNSを使って情報収集をする人は多いですし、「企業公式ウェブサイトへのアクセスは面倒」という人も少なくないので理にかなっています。
ただ、「毎日たくさん発信しているのにインプレッション数、いいね数、フォロワー数などが伸びない」という状態になって悩んでいる広報・PR担当者もいるのではないでしょうか。中には「上層部の指示でSNSをやっているのに全く手応えがなくて焦っている」という人も多いはず。
しかしそこで「もっと投稿数を増やす」、「投稿文にキーワードを大量に入れる」、「トレンドに入っているキーワードを無理矢理にでも使う」などの方法を取ってもうまくいかない可能性が高いです。
それよりも「情報発信」へのイメージを見直すことで大きく改善するかもしれません。
広報・PR担当者が見直すべきSNSでの情報発信のポイント7選
それでは広報・PR担当者の皆さんに向けて、「情報発信」への意識改善ポイントをいくつか挙げていきます。場合によってはあなたが「スマートフォンを持ち始めた10代の時期」からの習慣・刷り込みが影響することさえありますが、努力してメスを入れましょう。
そしてこれらのポイントについては広報・PR部署だけでなく、他部署の全社員も意識する必要がありますのでぜひ社内で共有していただければと思います。
意識改善ポイント①:「SNSでの大量発信」=「ユーザーにしっかり届く」ではない
まず広報・PR発信の「量」がいくら多くても、それがユーザーにしっかり届くとは限らないので気を付けてください。何も考えずに毎日数十件投稿しているアカウントよりも、戦略を練って1日1回投稿しているアカウントの方が成果を出すというのも日常茶飯事です。
言い換えると広報・PR発信は「量」より「質」ということ。これはSNS発信に限ったことではないので常に意識しましょう。インターネットやSNSの普及に伴い、人々の「情報を自分で収集する能力」と「情報を取捨選択・真偽判断する能力」などが上がったので、物量でのゴリ押しは通用しません。
意識改善ポイント②:小手先のテクニックでは基本的にユーザーに届かない
すでに少し触れていますが、例えば「とにかくキーワードを入れる」、「トレンドキーワードに便乗する」などの小手先のテクニックだけでは基本的にユーザーに届きません。もちろん一例としてキーワードを含めるのも大事ですが、小手先ではなくきちんとした戦略の上でキーワードを入れるべきということ。
また、「企業の日常的なSNS投稿で親近感や愛着のアップを目指す」という戦略にも効果は期待できますが、これも思い付きのレベルでやってはいけません。特に大企業の場合、ほとんどのところは「戦略」として日常的な投稿をしているはずです。
意識改善ポイント③:「何を発信したいか」は優先順位1位ではない
SNS戦略に限らず広報・PR活動をするにあたって「企業として何を発信したいか」を考えるのは当然大切ですが、それが最も重要と捉えるのは間違いです。最も優先すべきは「発信を届けたい人たちは何を求めているか」です。
日常生活においては「気に入られたい相手」がいれば、「この人に何を言えば気に入るかな」→「そういえば○○の話題に興味があったな」→「□□を最近自慢していたし、○○と絡めて話そう」などと考えると思いますが、理屈としてはそれと似ています。
しかし企業活動となるとなぜか「メインターゲットが求めている情報」という意識が薄くなり、「とにかく自分たちが言いたいことを」というスタンスになってしまう企業が少なくありません。
意識改善ポイント④:発信者(企業側)が「上」でユーザー側が「下」ではない
企業などの発信者側が「上」でユーザー側が「下」といった上下関係はありません。「何を当たり前のことを」と感じるかもしれません。しかし特に大企業・有名企業などの広報・PR担当者の場合、あえて露骨な言葉を使いますが「特権意識」が芽生えてしまうこともあるようです。
精神的な意味でも発信者側が「上」ではありませんし、構造的に考えても「ユーザー側がなんでも言うことを聞く義務がある」わけではないので「下」ではありませんよね。
ユーザー側が「上」で発信者(企業側)が「上」でもない
また、逆にユーザー側が「上」で発信者(企業側)が「上」でもありません。構造的にそうではないというのは言うまでもありませんが、精神的に例えば「ユーザー様に発信を見てもらう」など妙に卑屈になってしまえば、それが「発信の自信のなさ」として反映される可能性が高いので気を付けてください。
意識改善ポイント⑤:ユーザーは「情報が来るのを待つ」のではなく「自分で探しに行く」
どことなく「じっと座って待っているユーザーに対して、企業側が広報・PR発信をして情報を渡す」というイメージを持っている人も少なくないのではないでしょうか。しかし、それは例えるなら「テレビが圧倒的な情報収集ツールだった一昔前」のようなものです。テレビの前で情報を受動的にキャッチしているような感覚。
ですが「現在の情報収集」を象徴しているのはスマートフォン。人々はスマートフォンを持って自分で自由自在に情報を探しに行きます。そのため「じっと待ってくれている」と思って情報を大量発信しても、興味がなければかすりもしません。
一方、情報発信に大きなコストをかけずとも、「その人に必要な情報」かつ「その情報を見つけやすい形になっている(キーワードが含まれているなど)」などの条件に合えば高確率で見つけてくれます。
意識改善ポイント⑥:SNSの投稿閲覧数、フォロワー数など表面的な数字に囚われるのはNG
企業公式SNSアカウントを持つと、まず「投稿の閲覧数・フォロワー数などを伸ばさなくては」などと考える人が多いと思いますが、実はそれらを最優先するのはNG。
大前提として、トレンドキーワードを含めるだけでも閲覧数は伸びますし、「フォロワー数だけを稼ぐ戦略」もあります。しかしそれが最終的に企業の利益につながらなければ意味がありませんよね。逆に言えば、閲覧数やフォロワー数が低くても、企業の利益につながるなら有意義ということです。そのためにも主に以下のことを優先しましょう。
- 商品やサービスのメインターゲット層に刺さる投稿をする
- 無理にトレンドキーワードを含めない(不自然さが出る→信頼を失う→人が離れる恐れが)
- 少し日常的な投稿も交えて、企業やアカウントへの親近感や愛着を強める
- 商品やサービスが属するジャンルの「お役立ち情報」を発信する(意味のあるフォロワーが増えやすい)
- 企業公式ウェブサイトや購入ページなどに誘導する投稿(URL付き)もたびたび交える
こういった投稿をしてもマイナージャンルであるほど、閲覧数・フォロワー数が大きくは伸びないものです。しかし繰り返しになりますが、最終的に利益につながることこそ重要なので、例えば「あのアカウントはすごく伸びているのに……」などと考えないようにしましょう。
意識改善ポイント⑦:結局のところ「誠実さ」が重要。「ズルさ」が見えると人が離れる
最後のポイントはかなり抽象的ですが、結局のところ「誠実さ」が重要ということです。上でも解説した小手先のテクニックの話とも少し関係しますが、ユーザーに「何か変なテクニックを使っているな」とバレてしまえば一気に信頼を失うことになります。
近年、例えばGoogleのSEO関連も、一昔前の「キーワードの含まれた記事を大量に作り、全部リンクでつなぐ」などのやり方もしても評価はされなくなりました。現在では(詳細は省きますが)「見る人に有意義な情報を提供すること」を最優先にして作成する記事の方が高評価される傾向にあります。
「どこまでが真っ当なSEO対策で、どこからが小手先か」の線引きは難しいですが、少なくともインターネット記事やSNS投稿文を作成していて、少しでも「これで見る人を騙せる・釣れる……」などのやましい気持ちが出る場合は、そのテクニックは使わないことをおすすめします。
不思議なもので、そういった不誠実さは自然とユーザーに伝わります。特に最近の「インターネット、SNS、情報周りについて賢くなった人々」には通用しません。
企業広報のSNS発信は「誠実さ」が一番大切(まとめ)
「だからこそ、こういったSNSでの広報・PR発信をするべき」という具体的な解説はあえて控えめにしましたが、企業によってはSNS発信に関する考え方を根本から変えなくては、今後さらに厳しい状況になる可能性があることをぜひ意識してください。
あえて品のない言い方をしますが、根本的には「ユーザー」や「広報・PR活動や情報発信という行為自体」を舐めないことが重要です。一昔前のインターネットを取り巻く環境では想像しにくかったかもしれませんが、「誠実さ」こそが勝つ時代が来たのですね。
The post 広報に関するSNSでの情報発信に関する7つの改善ポイント first appeared on PR会社ならプレスリリースと広報戦略のフロンティアコンサルティング.
Source: PR最新情報



人気記事: