CO2を大幅削減する「省エネ型蒸気圧縮機式蒸留装置」を発明、「蒸留=ボイラ」の概念を打破、蒸気圧縮機で熱を移動させて大幅な省エネ実現
CO2を大幅削減する「省エネ型蒸気圧縮機式蒸留装置」を発明、「蒸留=ボイラ」の概念を打破、蒸気圧縮機で熱を移動させて大幅な省エネ実現
化学材料や食品などの製造工程で用いられる蒸留装置は、大量のエネルギーを消費するため、地球温暖化対策の観点から省エネ化が課題とされてきました。このたび、当社は従来の蒸留装置に比べて一次エネルギー消費量を50%以上削減できる「省エネ型蒸気圧縮機式蒸留装置」を3種類発明しました(以下「本装置」)。本装置は、予め装置全体の熱需要を自社開発プログラムで解析した上で、熱回収コンデンサ、中間リボイラなどを追加し、水を媒体とする蒸気圧縮機で熱を移動させることで、大幅な省エネを実現したことが特徴です。本装置の蒸気圧縮機には、株式会社神戸製鋼所(以下「神戸製鋼」)が開発した「スクリュ式小型蒸気圧縮機MSRC」を採用します。
Source: PR最新情報