クララオンライン、マルチクラウドを可視化・最適化する「CloudHealth」を採用
クララオンライン、マルチクラウドを可視化・最適化する「CloudHealth」を採用
マルチクラウドの工数増大を抑えて運用を最適化
運用支援の幅が広がり、マルチクラウドの提案を積極展開
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ITインフラのソリューション・ディストリビューターである株式会社ネットワールド(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 森田 晶一)は、株式会社クララオンライン(本社:東京都港区、代表取締役社長 家本 賢太郎)がユーザーのマルチクラウド活用支援を強化するために、ネットワールドが提供するSaaSマルチクラウド管理ツール「CloudHealth by VMware」(以下CloudHealth)を採用したことを発表します。
これにより、クララオンラインは、マネージドサービスを拡充するとともに、同社経由でのパブリッククラウド契約ユーザーに対して「CloudHealth」を利用できるアカウントとマネージドサービスをセットにしたクラウド最適化ソリューション「Cloud OPT」を提供いたします。
パブリッククラウド、プライベートクラウドなどを複数併用するマルチクラウド利用が増加するにつれて、クラウドサービスの利用実態を正確に把握し管理することが困難になっています。
クララオンラインは、MSP(マネージドサービスプロバイダー)として、企業のクラウド活用の推進に取り組んできました。この度、「CloudHealth」を採用することで、マルチクラウド環境から収集した情報を複数のクラウドをまたがってグルーピングして単一のダッシュボードに可視化し、未使用の仮想マシンや不要なディスクなどを的確に把握した上で、リソースとコストを最適化するためにより説得力のある提案が可能となり、運用支援の幅を広げることができました。
新しい「Cloud OPT」は、AWSなどのパブリッククラウドを、「CloudHealth」のアカウントとマネージドサービスをセットにして提供するクラウド最適化ソリューションです。ユーザーは、「CloudHealth」のコスト削減レコメンド機能や、セキュリティ、ガバナンスの管理などの各種機能を限定なく自由に利用でき、複数のクラウドサービスの管理が容易になります。また、「CloudHealth」の情報に基づき、リソース、コストを削減、最適化するために、クララオンラインが的確なコンサルティングやアドバイスも行います。
ネットワールドは、「CloudHealth」に関して、2019年にVMware社とMSP契約を締結しており、技術支援のノウハウを蓄積してきました。今回、「Cloud OPT」サービスでの「CloudHealth」のアカウントの権限管理の検討、パブリッククラウドごとの利用料金の算出・設定などにおいては、ネットワールドの支援が高く評価されました。また、ITインフラの変化が加速し、新たな課題が現れる中、次々と登場する最新のソリューションの提案という点でもネットワールドに期待されています。
◆ 導入の背景
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クララオンラインは、約24年間ホスティングサービスの事業を展開し、数年前からは自社サーバーリソースによるホスティングサービスに加えてパブリッククラウドサービスを開始しました。クラウドサービスを特徴に合わせて使い分けるマルチクラウドが一般化することを予想し、パブリッククラウド各社のサービスの取り扱いを増やすとともに、MSPとしての運用管理サービスなどを合わせて100社を超える顧客に提供しています。マルチクラウドは、各パブリッククラウドの特徴を活かす選択肢、特定サービスへのベンダーロックインの回避、冗長性やBCPといった広義のバックアップが可能であることなど多くのメリットがありますが、一方で、多様化によりインフラの管理工数やコストがかかるという課題があります。そこで、パブリッククラウドを含めたマルチクラウド環境を可視化し最適化するクラウド管理ツール「CloudHealth」とマネージドサービスを組み合わせた「Cloud OPT」サービスの提供を開始しました。クララオンラインからAmazon Web Services(AWS)などのパブリッククラウドを契約するユーザーには、「Cloud OPT」により、「CloudHealth」のアカウントが無料で提供され、コスト削減や最適化の提案を受けることができます。
◆ 選定のポイントと今後の展開
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「CloudHealth」は、対応するパブリッククラウドの数が多く、システムやリソースの種類、アカウント毎など様々な切り口で収集した情報を柔軟に複数のクラウドをまたがってグルーピングし、一つのダッシュボードに可視化することが可能です。クラウドの利用状況やコスト、セキュリティ、パフォーマンスなどを統合管理して、それを基に、不要なリソースを削除することで利用料を削減するなど、クラウド利用の最適化につなげられます。クララオンラインは、自社でも「CloudHealth」を活用しており、使用していないリソースにかかっていた無駄なコストを削減した実績もあります。
「Cloud OPT」の利用ユーザーは、「CloudHealth」のアカウントを付与され、コスト削減のレコメンド機能や、セキュリティ、ガバナンスの管理の機能などを限定なく自由に利用できます。このため、「CloudHealth」採用の際は、アカウントの権限管理について慎重に検討されました。また、各パブリッククラウドの利用料金の算出では、各クラウドサービスの仕様に依存し、さまざまな条件による分岐が発生するために、つまずいた部分もありましたが、ネットワールドの支援により短期間で解決することができたと評価をいただいています。
最初から各種機能が揃っている「CloudHealth」は導入が容易で、各機能の検証を含めて約3カ月で「Cloud OPT」サービスをリリースすることができました。
「Cloud OPT」は、パブリッククラウドサービスの再販に加えて、運用支援などのマネージドサービスが提供されますが、死活監視やパフォーマンス監視だけでなく、「CloudHealth」を活用して、利用ユーザーのコストやリソースの削減、最適化など、可視化した情報に基づいた説得力のある提案も可能となり、支援の幅を広げることができます。
クララオンラインでは、現在は、既存のAWS利用者に「Cloud OPT」の提供を開始しており、今後、他のパブリッククラウドサービスに順次対応する計画です。また、ホスティングサービス利用者や新規顧客に対してもマルチクラウドの管理ツールとして「CloudHealth」を提案していく考えです。
◆ 株式会社クララオンラインについて
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https://www.clara.co.jp/
本社:東京都港区麻布台1-7-2 神谷町麻布台ビル5F
創業:1998年5月22日(前身の合資会社クララオンライン設立は1997年5月20日)
資本金:1億円
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■ 株式会社ネットワールドについて
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https://www.networld.co.jp/
株式会社ネットワールドは、ITインフラストラクチャーのソリューション ディストリビューターとして、クラウド コンピューティング時代の企業IT基盤を変革する技術製品と関連サービスを提供しています。サーバー、ストレージやネットワーク、そしてアプリケーションやデスクトップの仮想化に早期から取り組み、次世代のITインフラストラクチャーのあるべき姿をリードしています。
Source: PR最新情報