◎コロナ禍の大学生の心情を描いた動画「私たちの叫び 2021」
◎コロナ禍の大学生の心情を描いた動画「私たちの叫び 2021」
NPO法人グッド クラウドファンディング応援チーム制作の動画のご紹介です。
日本の大学生の数は、約290万人。コロナによって、思い描いていた大学生活とかけ離れた日々を過ごしています。
小中高生たちは学校生活が始まり、多くの社会人も通常勤務に戻りましたが、大学生たちにキャンパスライフは戻りませんでした。
九州大学の調査によると「孤独感や孤立感を感じる」「気分が落ち込んでいる」と答えた学生は約40%。
秋田大学の調査では、約一割の学生に中等症レベル以上の鬱症状が見られたとの結果が出ています。
大学生の自殺者数は過去10年間の8月で最多だったといいます。
今、大学生は何を思うのか。 「私たちの叫び 2021」は、 現役の大学生がこの一年の大学生活を振り返り、
蓋をしてきた思いや苦しみと向き合い、コロナ禍における大学生の不安や葛藤を描いた動画です。
この国で放置され続けてきている青年層、その大学生からの精一杯の“叫び”が、多くの人に届くと嬉しいです。
(大学生チームのメッセージ)
コロナ禍で、私たちの大学生活は一変しました。
当たり前だった日常が、全く別の当たり前に塗り替えられて、
昨年の今頃には想像していなかった日々を過ごしてきました。
何のために大学に入ったのだろうと、こんなはずじゃなかったと何度も思いました。
コロナ禍の大学生の思いを発信しようと決めたものの、作り始めると、
動きたいのに動けなかった日々のことや何もできなかった自分自身のことを思い出し、何度も手が止まりました。
制作を通して、諦めないといけないことばかりの日々の中で、自分の気持ちをどう言葉にしたらいいか分からなくて、
これ以上傷つかないように、自分の心を閉ざしていたことに気づきました。
私たち大学生の声を、同世代の仲間たちや、大人たち、そしてこの社会に届けたいという思いで、
精一杯の叫びを動画に込めました。見てくださる方々に、私たちの想いが届きますように。
(補足)
一人でも多くの人に、大学生の現状を知っていただければと思い、プレスリリースさせていただきました。
動画の制作は、若者のきっかけづくりを目的に活動するNPO法人グッドがコロナ禍において、
主幹事業である国内外でのボランティア・ワークキャンプが実施できなくなり、
団体存続のため取り組んでいるクラウドファンディングを機に、学生たちの有志による応援企画の一つとして行われたものです。
動画の後半に紹介されている「きっかけキャンプ」とは、コロナ禍で様々な制限を受けている学生を対象に、
グッドが昨年から始めた、国立の青少年施設を利用し、感染症対策を徹底しながら行っているきっかけづくりのプログラムです。
Source: PR最新情報