アップルのスティーブ・ジョブズに学ぶ!創造的な製品ほど合理的問題解決が必要
アップルのスティーブ・ジョブズに学ぶ!創造的な製品ほど合理的問題解決が必要
製品やビジネスのタイプにもよるのですが、創造的な問題解決の提案をしたとしても、それが実現可能でなくては、ただの夢物語にすぎなくなってしまいます。それをリアルの形に結晶化させていくことが必要になってきます。
その際にも、もちろん創造的な思考は必要になりますが、往々にして合理的な思考の積み上げとの行き来が創造的ソリューションを実現させるといったことがあります。
PR担当やマーケティング責任者が知ることで、今後の創造的な活動がよりスムーズになります。ぜひ押さえていきましょう。それではどうぞ☆
創造的な製品ほど合理的問題解決が必要
たとえばアップル(見出しの言葉はアップル創業者スティーブ・ジョブズのものです)のiPodやiPhoneは産業史に残る大ヒット製品であると言うことができるでしょう。
これらの製品では、デザインやユーザー・インターフェース(UI)は犠牲にできないとなると、行き当たるのはコストと小型化のための技術の問題となります。
そこをアップルは、大胆にもパートナー企業の部品を使うことで解決をしてみせました。たとえば初期のiPodでは、一例として東芝製の高性能ハードディスクを大量に発注することで小型化とコストダウンを実現させました。
iPhoneも、日本企業の部品が大量に用いられている製品です。特に初代のヒット以降は、村田製作所の最高レベルのコンデンサーなど、人気にものを言わせたバイイングパワーを駆使して高性能かつ低コストのトレードオフを解消してみせています。
デザインとユーザー視点の両立を行え
話を戻すと、それが可能となっていたのは、やはりデザインとユーザーインターフェイスUIに徹底的にこだわったからです。ここを妥協してしまっていては結局は数量も出なかったと思いますから、値段ももっと高額になり、悪循環に陥っていたかもしれません。
創造的なソリューションも、リバースエンジニアリングをしていけば、個々の要素にブレークダウンできることが多いものです。もちろん、個々の要素も素晴らしいレベルであることが多いのですが、それは徹底的に、合理的に考えたからこそ生まれたという可能性が高いのです。
最終ソリューションのアイデアやコンセプトだけを聞いて(または視て)「そんなことはできるはずがない」と決めつけることなく、複数のエクセレンスの巧みな組み合わせが、素晴らしい問題解決につながることも意識したいものです。
無理だと決めつけない創造視点が素晴らしい問題解決につながる
創造的な製品ほど合理的問題解決が必要、とスティーブ・ジョブズが言ったように、創造的なソリューションも、リバースエンジニアリングをしていけば、個々の要素をブレークダウンさせることができ、問題解決を行うことができるということを学びました。
アイデアやコンセプトだけを聞いて、そんなことは無理だと決めつけず、素晴らしい問題解決につながることも意識しましょう。
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