エリアの食文化に合わせて中国進出 大塚製薬「SOYJOY」

大塚製薬のフルーツ大豆バー「SOYJOY」が2006年中国で発売開始。

元々国内企業でもある、中国豆乳粉市場で販売シェア7割を占める繊維食品飲料股?有限公司が製造・販売を引き受けている。

中国でのターゲットは高所得者の女性。また、高所得者の女性にターゲットを絞り、該当者に合ったテレビ、インターネット、雑誌に集中投下をした。

「SOYJOY」は中国だけでなく世界7カ国で発売されていて、コンセプトや基本設計はグローバルで統一している。

そのコンセプトは「大豆の恵みを楽しくおいしくお届けする」中国の国民一人当たりの大豆摂取量は日本人より多く、大豆は健康食品ということを認知されているが、バータイプの商品はほとんど存在していない。

中国では、エリアに合わせた新商品として「ナツメ味」を発売。ナツメは中国ではポピュラーな果物で、エリアの食文化に合わせて馴染みのある食品を使用することで更なる商品の浸透を図った。

また、上海万博に出展し、大豆が地球上の健康問題や食糧問題の解決につながるという考えを映像で伝えた。

中国での販売量は順調に増加し、日本に迫る勢いになっている。

【PRのポイント】
高所得者女性に特化したメディアに商品を集中投下し、一つの仕掛けに対して複数のメディアで紹介されるという流れを作った。

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