メディア開発
世の中に展開されるメディアは多種多様です。
従来のマスメディアに匹敵する規模と影響力を備えた巨大メディアもあれば、コア情報の提供やコミュニケーションを提供することで、これまで実現できなかった小規模ながら継続的に運営が可能な媒体などが存在しています。
また、メディアに収益をもたらす手段も多様化しています。
例えば広告の枠の販売に関してもより効率的な仕組みが誕生し、アドネットワークやダイレクトな顧客誘導によるアフィリエイトでの収益などをもたらしています。
従来、メディア価値を創造することが難しかったようなところでも、モバイル(ケータイ)端末の普及によりその実現が可能になりました。
人々が集まる場所、そして、時間をもてあます可能性のある場所であれば、その場所をいつでもメディア化できるのです。
もしかしたら、自社で展開されている事業の中に新しいメディア開発の可能性が眠っているかもしれません。
メディア開発するにあたって中心となるのは、商品やサービスです。そしてとても重要になってくるのがPR及びマーケティングです。
なかでもメディアPR戦略に関しては、やり方によって結果が大きく左右さます。
かなり良い商品であってもメディアに取り上げられず、人々に知られないまま終わってしまうケースが後を絶ちません・・・。
下記に、今までの経験とメディア関係者との話を元に、より結果が出やすい方法をまとめました。
PR戦略で結果を出す方法
ここでは、5つのポイントをご紹介します;
1. 自分だけのストーリーを作る
一つの商品やサービスが生まれるとき、必ずストーリーがあります。
なぜアイデアが思い浮かび行動に起こしたのか。どんな人物が携わりどんな苦労をしたのか。壁にぶちあたったときどうやって回避したのか・・・いろんなストーリーが誕生しているはずです。
これは他の会社との差別化にもなります。
メディアは常に新しいネタとコンテンツを求めています。そこにストーリーがあることで、最初のインパクトが違います。
2. 統計や客観的事実を上手く使う
記者担当は日々多くのネタに触れ、一瞬の時間で取捨選択します。
よって、原稿としてメディアに掲載する価値があるかどうかは、数字や世の中が驚くような事実を含んでいるかどうかを重要視します。
世の注目度、市場の動向、売り上げ、ユーザー数、アクセス数、成長率などの数字は客観的な事実を提示できるため有効です。
3. タイミングを間違えない
どんなに有益なネタであっても、タイミング的に不利な場合があります。
他の強力なネタがあれば、そちらにひっぱられてしまうからです。
逆にネタとして少々弱くても他に面白いニュースがない場合は、取り上げられます。
時事ネタに関連できる商品やサービスを展開している場合は、便乗して情報を提供するものひとつの手段でしょう。
4. 各コーナー担当、記者と良好な関係を築く
私たちが接するのは「メディア」ではありません。
メディアに存在する各コーナー担当者や記者、ひとりひとりです。
常にネタ探しをしている担当者や新聞記者は、企業の広報にとって大事な存在。
情報収集の為にその業界のプロとしてのアドバイスや情報を求められた時なども、強力してあげましょう。
5. リリースはメディア別にカスタマイズ
多くのメディアをカバーする事の出来るリリース。同じ内容をどの媒体にも同じように送ってはいませんか?
メディアはそれぞれフォーカスしている内容が違います。
メディアの特徴を理解し、興味を引くタイトルや内容に都度修正しましょう。
また、メディア戦略は量より質を重要視します。
この他にも、いろいろなポイントを踏まえながらPR・メディア開発を実行していきます。
いかに最適なメディアを開発し活用していくのか。我々フロンティアコンサルティングは長年培った経験とノウハウで最適なご提案をします。