マーケティングの設計方法のフレームワークを基礎から学ぶ
1.マーケティングとは
マーケティングの目的は、お客様に物を買ってもらうことです。そのために、マーケットに働きかけるのが、マーケティングです。
単なる売り込みはマーケティングとは呼びません。
マーケットのニーズを考えて、物を提供するのがマーケティングを考える際に最も重要となるポイントです。
そのニーズを知るために、ヒアリングや事前調査を行うのです。ヒアリングが重要視されるのは、そのためですね。
現在、市場には物があふれているため、しっかりとニーズをとらえてマーケティングを設計しなければ、お客様は他社製品を選ぶことが出来るのです。
2.マーケティングの設計
マーケティング戦略を立てる際に押さえるポイントは、
「誰に・何を・どのように」販売するかです。
このフレームワークは覚えておいてください。
「誰に・何を・どのように」を決定する際には、以下の流れで考えます。
①環境分析
②ターゲット設定
③マーケティング方法の決定
それぞれが、
①何を
②誰に
③どのように
に対応しています。
「誰に・何を・どのように」とは、考える順番が異なりますので、注意して下さいね。
さらに、それぞれに対して、以下の小項目について考えます。
①環境分析(何を)
└顧客分析
└競合分析
└自社分析
└USPの決定
②ターゲット設定(誰に)
└ターゲティング
└セグメンテーション
└市場分析
③マーケティング方法の決定(どのように)
└商品
└価格
└販売経路
└プロモーション
これらの項目を一つずつ見てゆくことで、マーケティング戦略は決定されます。
次回に続きます。