定性レポート「メタバースでのアイデンティティ」公開 産総研・大山博士が総評「仮想世界で広がる”自分らしさ”の多様性」
定性レポート「メタバースでのアイデンティティ」公開 産総研・大山博士が総評「仮想世界で広がる”自分らしさ”の多様性」
スイスの人類学者ミラとVTuber/作家バーチャル美少女ねむによる研究ユニット「Nem x Mila(ねむみら)」は11月25日、ソーシャルVRユーザーのアイデンティティの在り方を調査した定性レポート「メタバースでのアイデンティティ」を無償公開した。本調査は同ユニットがこれまで実施してきた定量調査である「ソーシャルVRライフスタイル調査」と異なり、自由筆記形式の質問を数多く含む定性調査だ。メタバース関連のメディアやコミュニティが拡散に協力し、全世界のユーザーより1,012件の回答があった。定性データの分析は過去の調査を遥かに超える作業量となったものの、仮想世界で広がる人々の新たな生き方や自己の在り方の多様性が解像度高く浮かび上がった。本稿では、調査の概要とスーパーバイザーとして調査に協力した産総研・大山潤爾博士の総評を掲載する。
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