乙武洋匡の父親は建築家で母親は？兄弟や生い立ちについても！

乙武洋匡の父親は建築家で母親は？兄弟や生い立ちについても！

先天性四肢切断という障害を持ち、現在はスポーツライターなどとして活躍している乙武洋匡さん。

2024年の衆議院議員補欠選挙に、無所属で出馬することを表明し、話題となりました。

今回はそんな乙武洋匡さんの父親の職業や年齢、死因について、また母親の年齢や職業、兄弟はいるのかや生い立ちなどについても調べてみました。

乙武洋匡の父親の職業や年齢、死因は

父親は乙武賢二

乙武洋匡さんは、1976年4月6日生まれで、年齢は2024年で48歳になる年です。

(オリコンニュース)

そんな乙武洋匡さんの父親は、乙武賢二さんといいます。

2021年5月11日のYouTubeチャンネル「乙武洋匡の情熱教室 – Limitless OTO」によると、父親は1941年4月30日生まれとのこと。

渋谷区富ヶ谷で生まれ育ったそうです。

乙武洋匡さんの父・乙武賢二さんは、すごくオシャレが好きな人だったといいます。

(TOKYO FM)

「俺の前世はイタリア人だったんじゃないか」と言っていたくらいファッションもイタリアンスタイルで、いつもかっこいい服を着ていたのだとか。

また、外車に乗ったり家には高級家具があったり、自分の好きなものに惜しみなくお金を使う人だったそう。

身長は163センチしかなかったそうですが、もっと大きく見えたのだとか。

きっと全体のスタイルが良かったのでしょうね。

父親の職業は建築家

父親の職業は建築家だったといいます。

バブル期に大手建設会社に勤めていたため、高給取りだったそうです。

ただ、乙武洋匡さんが寝る時間には帰ってこられないくらい多忙だったのだとか。

(乙武洋匡エックス)

家にも製図板があり、乙武洋匡さんがその上に座って、父親が仕事をしているのを見ていた記憶があるといいます。

乙武洋匡さんが幼稚園の頃、父親が会社から九州支店への転勤を命じられたことがあったそう。

九州支店で何年か経験を積んで本店に戻る、というのがいわゆる出世コースだったそうですが、息子の状況を説明して断ったという父親。

乙武洋匡さんのことをとても大事にしていたことがよく分かりますね。

父親の死因はがん

乙武洋匡さんの父・乙武賢二さんは、2001年5月11日に亡くなっています。

享年60歳でした。

死因はがんだったのだとか。

乙武洋匡さんが高校3年生になった春に発覚したそうです。

(朝日新聞デジタル)

そのときすでに初期ではなく少し進んだ段階で、余命3年と宣告されたといいます。

その後、入退院を繰り返していたそうですが、母親の誕生日に自分で外出許可を取り、バラの花束を届けに帰ってきたことがあったそう。

最後までオシャレな人だったようですね。

そして、2001年4月30日に60歳の定年を迎え、退職した11日後に亡くなったといいます。

余命3年と宣告されましたが、7年頑張ってくれたそうです。

乙武洋匡の母親の職業や年齢は？

母親は専業主婦

乙武洋匡さんの母親は乙武良子さんといいます。

母親の誕生日は10月26日と明かされていますが、具体的な年齢は明かされていないよう。

(乙武洋匡エックス)

ただ、2015年12月28日の「みんなの介護」で、祖父母の介護問題に関して、

「私は60年前に、言葉も喋れず、一人で食べることも、トイレに行くこともできない時に、そういう面倒を全部お母さんにみてもらった。だから、今度は私の番。これは順番だから」

と母親が語っていたことから、1955年頃の生まれなのかもしれません。

そうなると、2024年で69歳になる年なのではないでしょうか。

もしかしたら父・乙武賢二さんとは、10歳以上年が離れていた可能性もありそうです。

母親は外で働かず、専業主婦で家庭を守っていたとのこと。

母方の祖父母の介護もずっと1人でやっていたといいます。

母親は楽天家

2020年9月12日のTOKYO FM「英語のアルク presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」によると、乙武洋匡さんは自己肯定感が強く、周囲からもよく「明るいですね！」「強いですね！」と言われるそうです。

その影響は両親から来ているそう。

特に母親はとても楽天家で「なんとかなるでしょ！」という思いで、乙武洋匡さんのことを育てていたといいます。

(FRaU)

そんな楽天家な母親ですが、2019年7月14日の「FRaU」によると、乙武洋匡さんが初めて義足を履いて歩いたときは思わず泣いてしまったのだそう。

「なんだかすごく『ああ、この子は障害者だったんだ』って感じたのよね。でも、なんでそのことに、いままで気がつかなかったんだろう」

と首をかしげていたという母親。

こうした母親のスタンスだったからこそ、乙武洋匡さんは障害やそれに伴いがちな劣等感などをあまり強く感じることなく生活できたのでしょうね。

乙武洋匡に兄弟はいる？生い立ちについても！

乙武洋匡に双子の兄弟？

乙武洋匡さんには兄弟がいるという噂があるのだとか。

しかし、乙武洋匡さんは自身が一人っ子だと明かしています。

(乙武洋匡エックス)

それなのになぜ兄弟がいるという噂が出たのでしょう。

その理由は、2019年8月4日に乙武洋匡さんのインスタグラムに投稿された写真がきっかけのようです。

(乙武洋匡インスタグラム)

乙武洋匡さんとそっくりな男性が写っていますね。

この方は乙武洋匡さんとまったく血縁関係のない他人ですが、双子と言われても信じてしまいそうです。

これには乙武洋匡さんも、

「双子の弟と再会しました！！…というのは冗談ですが、自分たちでも双子ではないかと思うほどのソックリさんにお会いすることができました。めちゃくちゃ似てませんか！？」

と興奮した様子でした。

この写真だけ見た人が、乙武洋匡さんには双子の兄弟がいると勘違いしてしまったのかもしれませんね。

乙武洋匡の生い立ちがすごい

乙武洋匡さんの生い立ちは著書「五体不満足」や「だから、みんなちがっていい」の中で、詳しく語られています。

乙武洋匡さんは、先天性四肢切断という障害を持ち、四肢を欠如した状態で生まれてきました。

産後すぐの母親に見せるとショックを受けると判断した病院から「乳児の黄疸が激しい」ということにされ、1ヶ月ほど母親から引き離されていたのだとか。

普通なら黄疸というだけで我が子に一切会えないという状況に不信感を抱きそうなものですが、乙武洋匡さんの母親は「あら、そうなの」と納得したそう。

楽天家な母親ならではですね。

そしていよいよ対面した時、病院側の心配をよそに、乙武洋匡さんの母親は笑顔で「かわいい」とつぶやいたといいます。

(FRaU)

また、乙武洋匡さんの母親は、乙武洋匡さんを連れて積極的に近所に挨拶して回ったのだとか。

小学校に上がる際も、教育委員会に通い乙武洋匡さんのできることをひたすらアピール。

最終的に「この子なら大丈夫」と入学を許可してもらえたそうです。

素敵なお母さんですね。

父親も積極的に子育て参加

乙武洋匡さんは「五体不満足」を書いてから、母親を褒められることが多くなったそうですが、父親も素晴らしい人だったと語っていたことがありました。

(100BANCH)

2021年5月11日のYouTubeチャンネル「乙武洋匡の情熱教室 – Limitless OTO」によると、乙武洋匡さんの父親も乙武洋匡さんのことをすごく愛してくれていたそうです。

学生時代、乙武洋匡さんは電動車椅子で生活していましたが、大雪の日には父親が仕事を休んで、手押しの車椅子で学校へ送り迎えしてくれたといいます。

また、休みの日は一緒にテレビで野球を見たり、駅前の本屋に行ったりしたのだとか。

年に1回は後楽園球場にも連れて行ってくれたといいます。

(現代ビジネス)

大学受験のときには、普段は8時間くらいトイレに行かなくても平気な乙武洋匡さんが、受験の緊張から途中で催してしまい、試験に集中できなかったことがあったのだとか。

帰ってからも落ち込んでいた乙武洋匡さんに母親はあっけらかんと「明日頑張ればいいじゃない」と言ったそうですが、会社から電話をかけてきた父親は、話を聞いてすすり泣いていたそう。

そして、帰りに大人用のオムツを買ってきてくれたのだとか。

しかも、自分で会社のトイレで試してみたのだそうです。

すごい愛情を感じますね。

乙武洋匡さんが成人したときには、父親から、

(乙武洋匡YouTube)

「いつかお前に『なんでこんな身体に生んでくれたんだ』ってドヤされる日が来るんじゃないかなって思ってた」

と言われたそうで、ずっとそう思ってくれていたことに泣けてしまったという乙武洋匡さん。

両親からたくさん愛されて育ったことが分かりますね。

ここまで乙武洋匡さんの両親や兄弟、生い立ちなどについて見てきました。

今後も乙武洋匡さんの動向に注目です。

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