リダイレクトとは?広報やマーケ担当者必見!やむを得ないURL変更ではリダイレクトを設定しよう
リダイレクトとは?広報やマーケ担当者必見!やむを得ないURL変更ではリダイレクトを設定しよう
やむを得ず、URLを変更しなくてはならないといった場合には、元のURLを変更するというのはSEO的にはNGな行為なので、このような場合にはリダイレクトを設定します。今回は、その方法について学びます。
広報やマーケティング担当者がこれを知ることで、会社の問い合わせを守りながら、自社サイトやキャンペーンで攻めのSEO対策を打てます。
リダイレクトとは?URLは変えちゃダメ
サイト内のページにはひとつひとつにURLが割り当てられています。このURLを変更するということはSEO的にはNGです。理由としては、URLが移動してしまうと検索エンジンがそのURLを見つけられなくなってしまうことや、せっかくそのURLにリンクしている別のページからのリンクが機能しなくなるといったことが挙げられます。それでもやむを得ず、URLを変更しなくてはならない場合はいくつかあることでしょう。
URL変更をやむを得ず行う場合には、正しくリダイレクトを行う必要があります。リダイレクトを完璧に実施したとしても多少の順位下落リスクはあります。その上、リダイレクトを失敗してしまうと、かなり順位が下落するリスクがあるので注意しましょう。
リダイレクトは1対1が原則
URLが変わる場合、その下層のURLも変更になることが多いでしょう。また、ドメインが変わればすべてのURLが変更の対象となります。その際には、ひとつひとつのURLを対応する新しいURLにリダイレクトします。全部まとめてトップページにリダイレクトするなどという具合に、横着してはいけません。
古いURLが検索エンジンでヒットしてもトップページに転送されてしまうと、訪問者の目的が満たされません。検索エンジンもそれを理解しているので、順位も下降してしまいます。URLがhttpからhttpsになるだけでも、リダイレクトは必要です。
■リダイレクトは301リダイレクトを使う
リダイレクトにはいくつかの種類があります。中でも最もおすすめな方法は「301リダイレクト」という方法で、URLが恒久的に変更になったことを検索エンジンに伝える役割を果たします。これ以外のリダイレクトの方法はやむを得ない場合のみ、利用するようにしてください。合わせて、リダイレクトとしての有効度と、順位下落リスクにつても確認してみましょう。
■リダイレクトの設定を確認する
リダイレクトを設定した場合には、必ず目で動作しているかを確認しましょう。もしリダイレクトが動作していなかったら、誰にも知らせずにいきなり閉店してどこかへ移転してしまったデパートみたいに、その日から誰にも訪問されなくなってしまいます。確認は、旧URLにブラウザでアクセスして確認します。その際に、Internet ExplorerでF12キーを押して開発者ツールを表示させ、「ネットワーク」をクリックしてネットワーク上のデータの流れを調べましょう。
■リダイレクトの成否を確認する
次に、リダイレクトが効いて、検索エンジンのクローラーがちゃんとページをインデックスしているかどうかを調べましょう。Googleの検索ボックスで、新しいURLを入力して、その先頭に「cache:」と付けて「Enter」キーを押してください。「cache:https://example.com/fruits/」のように、スペースを空けずに検索します。
画面が表示されたら、「キャッシュされたURLが新URLとぴったり一致しているか」「ページのコンテンツ(キャッシュ)が表示されているか」といった項目を確認しましょう。キャッシュが表示されなかったり、URLが想定したものと異なっている場合にはリダイレクトが失敗している可能性があります。
リダイレクトはWEBマーケティングの基本です まとめ
SEOの技術要件のうち一番シンプルで、一番守られていないのがリダイレクト関連のものです。リダイレクトとは、あるURLからほかのURLへ転送させる機能です。
ここではリダイレクトが必要な場合と設定のポイントを学びました。
Source: PR最新情報