東京思風塾、次回7月5日「人倫の崩壊の原因~愛の理性化~」
東京思風塾、次回7月5日「人倫の崩壊の原因~愛の理性化~」
ZOOM開催の東京思風塾は次回7月5日開催
「人倫の崩壊の原因~愛の理性化~」
開催時間 13:00~15:30
13:00 近況報告
13:15 第1講義
13:50 シェア会(グループに分かれて)
14:00 発表&質疑
14:15 休憩
14:25 第2講義
15:00 シェア会(グループに分かれて)
15:10 発表&質疑
15:25 事務局からアナウンス
15:30 終了
人倫の崩壊の原因~愛の理性化~について、思風先生は愛をどう捉えるか!に重点を置いてお話されることが多く、根底に人間は不完全な存在で長所半分、短所半分であるから、マイナスに見えるところが目についてしまう。それを攻撃し続けるのではなく、短所は誰かの長所を活かす!時。そして、得意分野も価値観も考え方も違うからこそ、違いを攻撃したり排除せずに受け入れて認める事が大切と。それを根底に置いてお互いを認め合う社会にするにはどうすべきかを解説頂いた内容になります。
特に愛を能力として学問として文化として捉える事で、既にあるものから伸ばしていく、育てていく、
思風先生がよく取り上げられるベルクソンも愛については面白い事をいってて、外から見る「相対的な知」ではなく、内から見る哲学的な知=「直観」を基に
なぜ神は愛し給うのか。それは愛することが神の本質だから
「我々が神を必要としているように、神もまた我々を必要とし給う。もし我々を愛するためでないとするならば、どうして神が我々を必要としよう。」
「神は愛であり、愛の対象である。また神の愛は、神に属した何ものかなのではない。この愛が神自身なのである。」
- 民主主義社会の弊害
- 愛の理性化
- 理性が成長すると本能が衰退する
- 愛が文化になっていない
- 愛が学問として研究されていない
- 愛を能力として考えることがなかった
民主主義社会の弊害
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権利を主張し合うだけで義務を果たさなくなってきた自己主張の強い人間が有利な社会。責め合う社会から、愛を原理に、許しあって生きる社会である互敬主義社会をめざす愛の理性化
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理性が人間の本質とし、理性的な人間を目標としてきたため、人間性が破壊され、血の通った暖かな心が消えてしまった。理性で考えたことが実行できない人間はダメな人間とされた。愛も理性化され、理性的にしか愛せなくなってしまった。理性的にしか愛せないとは、価値観、考え方が違う人間は愛せないということ。理性が成長すると本能が衰退する
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理性ですべてをとらえるため、学ばなければわからないという感覚になってしまう。子どもができると自分の好きなことができなくなる、子どもとの接し方がわからない、育て方がわからない
今後AIの発達で成長した理性をどう使うか愛が文化になっていない
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文化とは、自然発生的なものから人間が手を加えてさらに良いものに進化させたもの。愛を人間が人生を生きるための力にしなければいけない。愛を文化にしないといけない。愛が学問として研究されていない
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愛を体系的に考え、愛の本質、愛の理念を学問的に根拠を持って解明する時期が来ている。愛を能力として考えることがなかった
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愛を情緒、感情としていると、成長させるという発想がない。愛を能力と考え、問題解決能力、人生を生きる力に成長させていく。
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