プレスリリース配信サービス10選を徹底比較【有料・無料】
プレスリリース配信サービス10選を徹底比較【有料・無料】
この記事では、プレスリリース配信おすすめサービスをまとめて紹介!料金や特徴などを比較しながら、サービス内容を解説しています。
また、プレスリリースを配信する担当者へ向けて、以下のお役立ち情報もお届け。
- プレスリリース配信サービスの効果・メリット
- プレスリリース配信サービスの選び方や比較ポイント
- プレスリリース配信の効果を高めるコツ
これからプレスリリース配信サービスの利用を検討中のご担当者様は、ぜひ本記事をご参考ください。
プレスリリース配信サービスとは
プレスリリース配信サービスとは、新規事業や新商品などの内容を元にして作成したプレスリリースを、さまざまなメディア媒体に配信してくれるサービスです。
企業や個人がプレスリリースを届けるには、自ら添付メールを送信したり、直接メディアに掲載依頼をしたりする必要がありました。
しかし、プレスリリース配信サービスを活用すれば、適切なメディアに配信され、メディアへの掲載料もかからず、ユーザーに広く認知されることが可能になります。
また、プレスリリース配信サービスのメリットとして、次の3つが挙げられます。
- 有力なメディア媒体、新聞雑誌に取り上げてもらえる
- 読者やステークホルダーへの、興味づけや良好な信頼関係の構築
- メディアに取り上げられるため、売上アップや商談に繋がる
上記の他にも、メディアに掲載されるとSNSでの拡散も期待できます。
プレスリリース配信サービスを活用すれば、企業や個人の活動が多くの目に触れられる機会を増やせ、結果として認知度の拡大や売り上げの向上に繋げられます。
プレスリリース配信サービスの効果・メリット
まず、プレスリリース配信サービスを利用することで得られる効果・メリットを紹介します。
- ツテがないメディアにも配信ができる
- Web上に掲載されることで取材の可能性が高まる
- 検索結果に表示されることでターゲットにリーチできる
- プレスリリースの内容がSNSで拡散されるチャンス
ツテがないメディアにも配信ができる
1つ目は、今までツテがないと送信できなかった、新聞社や大手メディアなどの複数のメディアに同時に送ることができるようになったことです。そのため、プレスリリースの内容が良ければ、拡散力のあるメディアに取り上げてもらえるようになりました。
Web上に掲載されることで取材の可能性が高まる
2つ目が、プレスリリース配信サイトに依頼したことで、取材も増えたことです。ニュースとして掲載されることで、そのニュースを見た法人や個人が取材のきっかけとして使うようになりました。魅力的な発信を続けていくことで取材という起爆剤も使えることとなりました。
検索結果に表示されることでターゲットにリーチできる
3つ目が、キーワード検索するとメディアで掲載されるプレスリリースが、検索結果の一覧に表示されるため、興味・関心のあるユーザーへリーチできることです。企業や個人のプレスリリースを検索結果に表示できれば、ターゲットユーザーの目に止まり、読まれる機会が増えます。
キーワード検索するユーザーの、顕在意識と潜在意識を満たせるプレスリリース作りが欠かせないです。興味・関心のあるユーザーの検索結果に表示できれば、一つのプレスリリースをきっかけに興味を持ってもらえます。
プレスリリースの内容がSNSで拡散されるチャンス
4つ目がSNSによる拡散ができるようになったことです。一般のユーザーがインターネット上にあるプレスリリースの内容を見つけ、SNSで拡散してくれるようになりました。SNSは拡散能力が非常に高い性質をもっています。
今まで以上に興味深いコンテンツを発信できる企業は、魅力的な果実を手に入れることができるようになったのです。
*参考リンク:プロ直伝!誰も知らないプレスリリースの戦略的活用法を知る
プレスリリース配信サービスの選び方【比較ポイント】
プレスリリース配信サービスは、有料・無料のものを含めるとかなりの数のサイトが存在します。その中で選ぶポイントは以下の4つです。
ポイント1. 価格
有料のプレスリリース配信サービスの相場は1本2.5万円~3万円。安いところは定額で1万円のところもありますが、サービスとの兼ね合いで見比べる必要があります。
ポイント2. プランの種類の多さ
配信プランを大きく分けると、1本単位の配信、月額の定額制、年間契約といった3種類で構成されています。自社の発信量に応じたプランを選択します。
ポイント3. 提携メディア数
サービスごとに、提携しているメディアの数は違います。数が多ければ多いほどいいと考えたくなるのですが、自社に合わないメディアに発信しても意味はありません。総合的に判断しましょう。
ポイント4. サポートやオプションの充実度
配信サービスサイトによって、サポートやオプションが代わります。初心者であれば、いろいろと面倒を見てくれる方が良いですし、無駄な手間を省いてくれるサイトもあります。
*関連リンク:お薦め人気コンテンツ!広報部門の5つの役割と必須スキルとは?
おすすめプレスリリース配信サービス6社を比較
現在、日本に実在する代表的なプレスリリースの配信サービスを以下に網羅してみました。おそらく、もっとも客観的に比較検証された記事だと思います。ぜひ参考にしてみてください。
- PR TIMES
- ValuePress
- @Press
- 共同通信PRワイヤー
- Dream News
- Digital PR Platform
プレスリリース配信サービス1. PR TIMES
No.1シェア。上場企業多数利用
プレスリリース配信サイトでナンバー1のシェアを誇っているのがPR TIMES。東証一部であるベクトルグループが提供しているサービスで上場企業の約1/4が利用しており、大手メディアである、日経新聞社、朝日新聞社、フジテレビ、TBS、KADOKAWA、講談社などが顧客です。
ベクトルグループ全体で、戦略PR、映像制作、インターネット広告事業、海外展開をしており、企業の主なPR戦略はここでカバーできてしまいます。
配信の結果測定だけでなく、「効果的なリリース配信」という観点での丁寧なアドバイスを受けることもできます。大手でありながら、気軽に相談できることもポイントが高いといえます。
配信サービス名 | PR TIMES |
---|---|
提携メディア数 | 約230媒体 |
料金プラン |
従量課金プラン:30,000円〜/件 定額プラン:70,000円〜/月 |
公式サイト | PR TIMES 公式サイト |
プレスリリース配信サービス2. ValuePress
利用企業数No.1。中小企業におすすめ
ValuePressは、2023年時点の利用企業数は約73,000社を超え、多くのプレスリリース配信を任されています。
広く、深く伝わるプレスリリースの作成、配信をコンセプトとしており、ValuePressが抱えるメディアリストには、11,000以上の配信先があります。
プレスリリースを配信するメディアでは、全国ネットのテレビ局や新聞雑誌といったメジャーな媒体から、ニッチなユーザー層にも届くよう、WebサイトやFMラジオと幅広く配信可能です。
また、料金プランでは、0円から使用できるフリープランがあり、プレスリリース配信を試してみたい方にもおすすめです。
配信サービス名 | ValuePress |
---|---|
提携メディア数 | 約40媒体 |
料金プラン |
エコノミー:30,000円/件 スタンダート:35,000円/月 ビジネス:70,000円/月 |
公式サイト | ValuePress 公式サイト |
プレスリリース配信サービス3. @Press
記事になりやすさNo.1
PR TIMESと並ぶ代表的なプレスリリース配信サイトが@Press。取材や記事に取り上げられやすいということで、「記事になりやすさナンバー1」をうたっているサイトです。プレスリリースを作成する際、同じ担当者が校正から配信の選定まで責任をもって対応してくれるので、メディア側からも好感度が良いサービスになっています。
ちゃんと人が精査して発信しているため、関係ないメディアに送ることがありません。キュレーションメディアに、掲載したかどうかのチェックがしてもらえるのも、プラスのポイントです。自分でチェックするとなると膨大な手間がかかるので、生産性が上がりうれしい限り。
配信サービス名 | @Press |
---|---|
提携メディア数 | 約80媒体 |
料金プラン |
ライト:30,000円/件 ライトプラス:39,800円/件 スタンダード:59,800円/件 |
公式サイト | @Press 公式サイト |
プレスリリース配信サービス4. 共同通信PRワイヤー
海外向けならこれ一択
共同通信PRワイヤーは、国内のみならず海外へのプレスリリース配信を得意としています。国内では、70以上のWebサイトメディアと提携しており、全国紙や地方紙のニュースサイトからポータルサイトのニュースコーナーでの配信を中心とします。
海外向けでは、プレスリリースを配信する国ごとに、適切な翻訳から編集まで任せることが可能です。配信できる国は、アジアでは韓国や中国、北米ではアメリカやカナダ、欧州ではフランスやドイツと、プレスリリースを世界に伝えられます。
共同通信PRワイヤーは、国内外へのプレスリリース配信を考えている企業や個人におすすめです。
配信サービス名 | 共同通信PRワイヤー |
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提携メディア数 | 約71媒体 |
料金プラン |
スタンダード:85,800円/件 ライト:66,000円/件 |
公式サイト | 共同通信PRワイヤー 公式サイト |
プレスリリース配信サービス5. Dream News
予算が限られている企業におすすめ
有料プレスリリース配信サイトの中で、リーズナブルな料金設定のサイトがDream News。通常のプレスリリース配信サイトになると、1本を配信することにかかるコストが2.5~3万円。一方、Dream Newsは定額1万円、かつ30日間何度も配信できます。
安いからといって、メディアとは7,000社以上と提携しており、決して少ないわけではありません。ポータルサイトとも提携しているため、拡散することも見込めます。
予算が限られている会社であれば、Dream Newsはおすすめです。
配信サービス名 | Dream News |
---|---|
提携メディア数 | 約36媒体 |
料金プラン |
30日間:15,000円 360日間:150,000円 |
公式サイト | Dream News 公式サイト |
プレスリリース配信サービス6. Digital PR Platform
AIを使ったデータ測定
Digital PR Platformは、独自のクラウドツール、PRオートメーションを使用して、全てのプレスリリース業務をすることが可能です。
PRオートメーションを使用する際には、専門家のサポートを受けられるため、安心してプレスリリースの作成から配信に取り組めます。
実際の機能では、プレスリリースの記事作成から配信先のメディア選択、情報収集には欠かせないクリッピングや企画検討する際の検索ボリュームも調査でき、やれない業務はないほどです。
また、広報担当する方に向けて、プレスリリースのセミナーも定期的に開催しているので、ぜひ参加してみてください。
配信サービス名 | Digital PR Platform |
---|---|
提携メディア数 | 約20媒体 |
料金プラン | PRオートメーション:100,000円〜 |
公式サイト | Digital PR Platform 公式サイト |
無料で使えるプレスリリース配信サービスおすすめ2選
有料の配信サービスは確かに魅力的ですが、あまり予算をもっていないという企業も多いでしょう。ここでは無料のプレスリリース配信サービスを2つ紹介していきます。
- ValuePress!のフリーコース
- イノベーションズアイ
プレスリリース配信サービス7. ValuePress!のフリーコース
ValuePress!の無料版としてフリーコースがあります。有料の場合、300~1,500媒体にプレスリリースが掲載されるのに対し、無料版はわずか最大10媒体。あくまでも無料のお試しという位置づけです。
配信サービス名 | ValuePress!(フリーコース) |
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提携メディア数 | 約20媒体 |
料金プラン | フリー:0円※お試し配信 |
公式サイト | ValuePress! 公式サイト |
プレスリリース配信サービス8. イノベーションズアイ
サイトへの会員登録は必要ですが、無料でプレスリリースを配信できます。その他にも企業情報の掲載も可能です。産経新聞グループなので信頼感もあります。
現役の記者がプレスリリースの書き方や配信方法をレクチャーしてくれるセミナーを定期的に開催しているのも特徴です。
配信サービス名 | イノベーションズアイ |
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提携メディア数 | 約80媒体 |
料金プラン |
ライト:0円※別途5,500円必要 プレスリリース:5,500円/年 スタンダード:11,000円/年 プレミアム:22,000円/年 |
公式サイト | イノベーションズアイ 公式サイト |
独自性を極めたユニークなプレスリリース配信おすすめ2選
プレスリリース配信のサービス比較の最後は独自性をテーマにしてみました。変化球がありますが、有効性もあります。テーマや課題にあわせて使い分けてみると良いでしょう。
- ロコプレス名古屋
- オンドメディアリリース
プレスリリース配信サービス9. ロコプレス名古屋
こちらは、ローカル限定のリリースサイトです。なんと!名古屋地域だけに集中して限定している配信スタンドを発見しました。その名も「ロコプレス名古屋」。意外と侮れないのが、その厳選度。中京テレビをはじめ、中日新聞や中日ローカルメディアなどを網羅しています。地元に強みを持つ配信サービス、もし名古屋エリアでの情報拡散やPRをお考えなら、活用してみてもいいかもしれませんね。
配信サービス名 | ロコプレス名古屋 |
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提携メディア数 | 約17媒体 |
料金プラン |
アカウント登録:1,000円 プレスリリース:1,000円/件 |
公式サイト | ロコプレス名古屋 公式サイト |
プレスリリース配信サービス10. オンドメディアリリース
最後にご紹介するのが、オンドメディアリリースという手法です。つまり、自社のサイトにプレスリリースを掲載することです。
この効果も意外と侮れません。結婚相談者大手のパートナーエージェンシーなどは、自社プレスリリース一覧に過去のリリースをストックすることで、情報の一元化を非常に高い検索効果を生み出しています。見ているだけで、「ああ、この会社は結婚相談のリーディングカンパニーなんだな」という印象も与えることもできます。下記にURLを掲載しました。参考にしてみると良いかもしれません。
*関連リンク:パートナーエージェンシー
プレスリリース配信サービスの比較一覧表【まとめ】
今回ご紹介したプレスリリース配信サービスの提携メディア数・料金プランの比較一覧表です。
配信サービス | 提携メディア数 | 料金プラン |
---|---|---|
PR TIMES | 約230媒体 |
従量課金プラン:30,000円〜/件 定額プラン:70,000円〜/月 |
ValuePress | 約40媒体 |
エコノミー:30,000円/件 スタンダート:35,000円/月 ビジネス:70,000円/月 |
@Press | 約80媒体 |
ライト:30,000円/件 ライトプラス:39,800円/件 スタンダード:59,800円/件 |
共同通信PRワイヤー | 約71媒体 |
スタンダード:85,800円/件 ライト:66,000円/件 |
Dream News | 約36媒体 |
30日間:15,000円 360日間:150,000円 |
Digital PR Platform | 約20媒体 | PRオートメーション:100,000円〜 |
ValuePress!(フリーコース) | 約20媒体 | フリー:0円※お試し配信 |
イノベーションズアイ | 約80媒体 |
ライト:0円※別途5,500円必要 プレスリリース:5,500円/年 スタンダード:11,000円/年 プレミアム:22,000円/年 |
ロコプレス名古屋 | 約17媒体 |
アカウント登録:1,000円 プレスリリース:1,000円/件 |
オンドメディアリリース | ー | ー |
プレスリリース配信サービスの効果を高めるポイント
ここでは、プレスリリース配信サービスの効果を高めるポイントを3つ紹介します。
- メディアフックを意識する
- 興味・関心を得られるタイトルをつける
- グラフや表、画像を準備する
上記3つのポイントを意識すれば、メディアや読者の目を惹きつけられ、プレスリリースの認知度向上に繋げられます。
ポイント1. メディアフックを意識する
プレスリリース配信の効果を高めるポイント1つめは、メディアフックを意識し自社にしかない魅力や情報を載せることです。さまざまなメディアやユーザーの目に止まるよう、伝えるメッセージの強調や、他社と差別化できる要素を見つけることは欠かせません。
実際の作成題材としては、特別なイベントや企画、セミナー、新製品の発表などが挙げられます。他社と差別化し話題性を打ち出せれば、メディアとユーザーの興味を惹きつけられ、幅広く自社のプレスリリースを届けられます。
ポイント2. 興味・関心を得られるタイトルをつける
プレスリリース配信の効果を高めるポイント2つめは、興味・関心を得られるタイトルをつけることです。メディアやユーザーの興味・関心を得られるタイトル作りができなければ、配信したプレスリリースは読まれないです。
世間に訴求したタイトルや潜在ニーズを満たしたタイトルを作れば、メディアの目に止まり掲載され、ユーザーの層にまで広く届けられます。
また、ネガティブワードや過度な誇張表現でタイトルを付けてしまうと、信頼度の低迷に繋がるため、適切なワード選びも大切です。
ポイント3. グラフや表、画像を準備する
プレスリリース配信の効果を高めるポイント3つめは、文章だけでなくグラフや画像を用いて、視認性を持たせることです。グラフや表を載せると、ユーザーの理解度をサポートし、プレスリリースの全体像が伝わるようになります。
また、プレスリリースのインパクトで画像は有効で、多くの目を惹きつけることが可能です。文章だけでなく付随した、グラフや表、画像を準備すれば、メディアとユーザーの満足度を向上させるプレスリリースを作成できます。
プレスリリース配信サイトのおすすめは大手
プレスリリース配信サイトによって、料金もサービスもバラバラであることを今回はお伝えしました。自社にとって必要なサービスを見極め、選択する必要があるでしょう。とはいえ、どこを選んでよいか分からないという方は大手を選んでおけば間違いないでしょう。金額もそれほど変わらず、サービスも豊富だからです。
無料のプレスリリース配信サイトはあまりおすすめできません。あくまでも操作になれてみるお試しだと割り切った方が良い結果がでそうです。
プレスリリース配信サイトを有効に使い、効果的なPRを行ってみてはいかがでしょうか。
*この記事も参考になるかも⇒メディアごとの攻め方を5つに分類したよ
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