第1回福田商店ししゅう川柳入賞者発表 「亡き母の 思い出詰まる 裁縫箱」 けろねさん 応募総数1,161句の中から60句の入選者と10句の入賞が決定
第1回福田商店ししゅう川柳入賞者発表 「亡き母の 思い出詰まる 裁縫箱」 けろねさん 応募総数1,161句の中から60句の入選者と10句の入賞が決定
群馬県伊勢崎市にあります横振り刺繍の有限会社福田商店が、2022年11月4日(いいししゅうの日)から2023年1月9日にかけて、「第1回ししゅう川柳」を開催し、1,161作品のご応募がありました。
ご応募いただいた全作品の中から各賞、10作品を選出いたしました。
◆金賞◆
「亡き母の 思い出詰まる 裁縫箱」 けろねさん
◆matotte賞◆
「元カレに 編んだマフラー 見たフリマ」 peacemakerさん
「かみさんの 刺繍のハンカチ 宝物」 金砂郷の鴨ちゃんさん
「娘編む マフラー誰のと 焦る父」 かめ太郎さん
◆銀賞◆
「人生も つぎはぎだらけ 味が出る」 あー無精さん
「マフラーを 編んでるうちに 冬終わる」 ノブオさん
「戦禍なき 日本で刺繍 できる幸」 安楽あすかさん
◆銅賞◆
「編み物で 繋いだ君との 赤い糸」 島根のぽん太さん
「裁縫と 夫婦のほつれ 縫い直し」 紫吹空さん
「おばあちゃん ダメージデニムに アップリケ」 Ron-dさん
◆いい刺繍の日とは・・
【いい(11)し(4)しゅう】の語呂合わせにちなんで、全国の刺繍業者などから結成された日本ジャガード刺繍工業組合が11月4日に記念日を制定しております。刺繍の良さ、かっこよさを改めて知っていただければと思います。
◆開催の趣旨
群馬県指定ふるさと伝統工芸の「横振り刺繍」は、横振りミシンと呼ばれるミシンを使い作成される刺繍です。
横振りミシンは、通常の縫製ミシンにある布を抑える金具などがなく、針が左右に動きます。その動きをぺダルを踏みこむことで針の上下の動きと速さ、右ひざのレバーで糸の幅を太くしたり細くしたりします。また、一度縫った縫い目の上にさらに刺繍を重ねることで、コンピューター式ミシンの刺繍にはない厚みと立体感が生まれます。
足のペダルで刺繍のスピードや針の振れ幅を調整し、さらに布を図柄に沿って手で動かしながら刺繍をしていく横振り刺繍は、その習得に長年の経験が必要で、かつて数十名いた職人も今では10数名ほどで後継者不足も問題になっております。
刺繍・横振り刺繍の良さ、群馬の伝統を知っていただき、刺繍産業が盛り上がればと思い、「ししゅう川柳」を企画いたしました。
◆イベント概要
「第1回 福田商店ししゅう川柳」
〇応募期間:2022年11月4日(金)~2023年1月9日(月)
〇入選発表:2023年3月3日(金)当社HPにて発表
【会社概要】
社 名:有限会社福田商店
代表者:代表取締役 福田 豊
所在地:群馬県伊勢崎市東小保方町3126
TEL:0270-62-1562 FAX:0270-63-1306
事業内容:刺繍・プリント・ワッペン・洋服刺繍など作成しております
Source: PR最新情報