自社メディアのSEO戦略とは?オウンドメディアやメディアサイトはフローとストックで整理せよ
自社メディアのSEO戦略とは?オウンドメディアやメディアサイトはフローとストックで整理せよ
ここでは、スポーツや芸能関連のニュースを扱うサイトを例に解説していきたいと思います。
広報やマーケティング会社でも、現在は自社のオウンドメディアを運用する時代。日々更新されていくニュースと蓄積されていくコンテンツの両方に対策しましょう。
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ニュースやメディアサイトはフローとストックで整理しましょう
◆ジャンルはキーワードで細かく分割する
ニュースやメディアはジャンルに分類できます。「スポーツ」など1階層目まではどのサイトも実現できていますが、「スポーツ」の下に「野球」、「野球」の下に「プロ野球」までカテゴリがあるでしょうか? 芸能ニュースも例えば「芸能人 妊娠」(9900)、「芸能人 熱愛」(14800)などキーワードに合わせて細かく分類するといいでしょう。
◆スポーツジャンルはチーム名を対策する
例えばスポーツなら、チームや球団名も検索されています。「読売ジャイアンツ」の年間平均検索数はなんと24万回です。もちろん1位は公式サイトですが、「読売ジャイアンツ 速報」などの派生語では公式サイトは1位ではありません。
派生語をうまく使うことでニュースサイトでもクリックされる機会は増えます。これらのカテゴリはジャンルとひも付けて、例えば野球ニュースやプロ野球ニュースのページから各球団のカテゴリにいけるような作りにするといいでしょう。
◆人名を対策してストックコンテンツを作る
人名カテゴリはぜひ対策したいストックコンテンツです。こちらもジャンルとひも付けて、スポーツニュースからスポーツ選手のカテゴリへと遷移できるようにします。選手のほかにも芸能人、海外セレブ、監督、歌手、政治家、評論家などいろいろなデータベースを作ることができるでしょう。
人名はどのジャンルでも特に「人名+画像」が検索されます。人ごとに画像一覧ページを作るのも効果的です。また自分がニュースサイトだからといって「ニュース」という言葉を忘れず人名ページのタイトルはしっかり「人名+ニュース」とキーワードを含めるようにしましょう。
「ストック」コンテンツと「フロー」コンテンツとは?
フローコンテンツとは日々更新されて流れていくコンテンツのことです。
SEO的にはニュースサイトの記事やブログの記事などを指します。Googleは鮮度を重視する「QDF」(Query Deserves Freshness)というアルゴリズムを持っており、新鮮な情報というのは一時的にヒットしやすくなります。
ただし、情報は流れていくものですから過去の記事は埋もれてしまい、よほどの人気記事でない限りその記事への長期的な流入は見込めないでしょう。一方、ストックコンテンツとは蓄積されるコンテンツのことでカテゴリや特集などを指します。SEO効果が出れば長期的な安定した流入が見込めます。
◆毎年恒例のイベントをアーカイブにする
アワードやイベントはそれ自体、毎年やってくるフローコンテンツですが、それをアーカイブ化してストックコンテンツにします。必ずその年の年号を付けて「2014年 アカデミー賞」などの言葉にしましょう。賞の前は「予想」、賞の発表以降は「発表」と同じページで言葉を変えるのも効果的です。
◆記事は話題性を意識する
記事は検索ニーズ、キーワードを意識すると集客の可能性が増えます。
またブログ同様、ソーシャルメディアの活用も重要です。多くの人に見てもらってソーシャルメディアなどでシェアしてもらう「話題性」がSEOに関係するのです。そのため過剰にならない範囲で記事のタイトルを工夫してクリックを促したり、記事ページにはソーシャルボタンを必ず置くといいでしょう。ソーシャルメディアについては後日説明をいたします。
◆まとめ
ニュースやメディアサイトでは「フロー」と「ストック」という考え方を理解しておきましょう。「フロー」は日々流れていくニュース記事、「ストック」は記事をカテゴリごとにアーカイブ化してカテゴリ名で集客するという考え方です。
Source: PR最新情報