桐島洋子の夫は勝海洋一でかれんの父親は誰？ローランドやノエルの仰天子育てエピソードも！

桐島洋子の夫は勝海洋一でかれんの父親は誰？ローランドやノエルの仰天子育てエピソードも！

エッセイストで作家の桐島洋子さん。

シングルマザーで3人のお子さんを、しかも驚きの方法で育児をしていたとして注目されていました。

そんな桐島洋子さんの旦那さんはどんな方なのか？

桐島かれん、ノエル、ローランドさんご兄弟の父親は誰なのか？

育児方法も含めて詳しく調査しました。

桐島洋子の夫は勝見洋一で馴れ初めや離婚理由は？

馴れ初めは？

1937年7月6日生まれの桐島洋子さん。

桐島かれんさん、桐島ノエルさん、桐島ローランドさんの3人のお子さん達は未婚のまま出産しており、1982年に結婚したエッセイストの勝見洋一さんはお子さん達の父親ではありません。

桐島洋子さんは骨董の収集を趣味としており、その見事なコレクションを「骨董物語」に記していますが、その縁で美術鑑定家で料理評論家だった勝見洋一さんと出会い、結婚したようです。

桐島洋子さんが45歳、勝見洋一さんが33歳の時でした。

作家の林真理子さんが勝見洋一さんに桐島洋子さんのどこに惹かれたのか？と聞いたところ、

ホンモノは一目見ればわかるでしょう。僕は骨董屋だよ

と答えたそうです。

素敵な関係ですね。

そんな桐島洋子さんと勝見洋一さんは結婚5年目から署名捺印した離婚届をお互いが持ち、自由な関係にしていおいたのだとか。

そうして2002年には円満離婚し、友達関係に戻っています。

離婚理由は不明ですが、円満離婚ということですが、桐島洋子さんが選考委員を務めた2000年度のサントリー学芸賞社会・風俗部門で勝見洋一さんが受賞して批判されたことも一因となっていたのかもしれません。

勝見洋一さんは呼吸不全のため2014年4月17日に64歳で亡くなっていますが、勝見洋一さんを偲ぶ会を桐島洋子さんが取り仕切って行ったとのこと。

（https://hayashimariko.exblog.jp/22346096/）

離婚後もとても仲良く付き合っていたようですね。

大切な友人を亡くして淋しい思いをされたことでしょう。

桐島洋子は青木昌彦と事実婚だった

桐島洋子さんは1976年に発売した「聡明な女は料理がうまい」が大ベストセラーとなり、その印税で一家でニューヨークのイーストハンプトンに1年間移住したことでも話題となりました。

実はその時桐島洋子さんは事実婚だった青木昌彦さんとの子供を流産し、出血多量で死にかかっていたのだとか。

そうして体が弱ってしまい、全く違う場所でやり直そうと思ってアメリカ行きを決めたといいます。

青木昌彦さんは経済学者で、ノーベル経済学賞の可能性が最も高い日本人研究者の一人と言われていた方。

桐島洋子さんは青木昌彦さんと事実婚で結婚しなかった理由について、

流産で死にかかったとき、彼の対応に不信を感じたのが始まりかな……。（AERA）

と語っていました。

桐島洋子さんは青木昌彦さんと別れた後も数人の男性と恋愛し、その後前述した勝見洋一さんと出会ったようです。

多くの男性に愛されるとは、魅力的な女性なのでしょうね。

青木昌彦さんは2015年7月15日に77歳で肺疾患のため亡くなっています。

桐島かれん、ノエル、ローランドの父親は誰？驚きの育児法とは？

子供3人（かれん、ノエル、ローランド）の父親は誰？

桐島洋子さんは数々の恋愛をしていることや、奔放な生活をエッセイなどに綴っていたことから、3人の子供の父親は全員違う、という噂も流れています。

しかし桐島かれんさん、ノエルさん、ローランドさんの父親は全員同じ方です。

桐島洋子さんは文藝春秋で働いていた1962年、25歳の時にダイビングで知り合った26歳年上のスコットランド系アメリカ人の退役海軍中佐と恋愛関係に。

桐島洋子さんは「80歳のマザーグース」の中でその男性について

彼はかつて潜水深度世界記録を達成したり、勇猛で鳴る米海軍潜水部隊の司令官を務めたり、「裸の戦士」という著書が映画化されたりしたこともある伝説的ダイバーだったのだ。

と綴っていました。

その男性のダイビングをする様子に惹かれていったようです。

桐島かれんさん、ノエルさん、ローランドさんも皆さん美形揃いですので、その男性も素敵な方だったのでしょう。

桐島洋子さんはその男性について

三回も離婚してあちこちに子供がいる人だった

と語っていることから、相当モテる方だったようです。

そうして桐島洋子さんは1964年に未婚のままこの男性の子供であるかれんさんを出産したのです。

桐島洋子の育児①　桐島かれん

桐島かれんさんを出産当時、文藝春秋社で記者をしていた桐島洋子さん。

当時文藝春秋社では結婚したら退社をしなくてはいけないという規定があり、妊娠出産は論外ということで、会社に妊娠していることを内緒にしていたのだとか。

臨月間近まで仕事をし、2ヶ月間は病気だと偽って長期休暇を取得。

会社だけでなく両親にも内緒で湘南で1964年8月20日にかれんさんを出産し、1週間後には職場に復帰していたといいますから驚きですね。

その間桐島かれんさんは桐島洋子さんの知り合いの千葉の未亡人に預けられていたのだとか。

預けられたお知り合いの方も驚いたことでしょう。

桐島洋子の育児②　桐島ノエル

桐島かれんさんを出産した翌年の春に次女ノエルさんの妊娠が発覚した桐島洋子さん。

ノエルさんの時も会社に内緒での出産を試みましたが、さすがに2年連続で病気療養のためと嘘をついて長期休暇を取ることは叶わなかったようで、退社してフリーライターになっています。

そして驚いたことに、どうせ出産で2ヶ月も休みになるのならその暇に海外旅行に行けたら一挙両得と、船の中での出産を決意。

当時船上の医療費は全て無料だということで、出産費用がかからないことも船上出産をする決め手となったようです。

そうして1964年11月末にフランスのマルセイユを出発した船に乗った桐島洋子さんは、1965年12月25日のクリスマスに、日本への入港を控えた船上で桐島ノエルさんを出産したのです。

臨月に世界中を船で旅をしながら出産をするとは、桐島洋子さんのバイタリティはすごいですね。

産後は桐島ノエルさんもかれんさんと同じく千葉県の知人の未亡人に預けられたのだとか。

つまり桐島洋子さんが船で旅行している間もかれんさんは知人の家に預けられていたということですね。

桐島洋子の育児③　桐島ローランド

26歳年上のスコットランド系アメリカ人の退役海軍中佐である愛人がベトナム行きの船の船長となったため同乗した桐島洋子さん。

しかしその愛人の男性は船首と喧嘩してサイゴンで船から降ろされてしまったといいます。

当時ベトナムは戦争真っ只中。

そこで従軍記者として戦地を取材していた桐島洋子さんでしたが、戦争に対する意見の行き違いが生じ、その男性を置いて日本に帰ってきてしまったのだとか。

しかし帰国してからローランドさんを身籠っていることが発覚。

そうして桐島洋子さんは1968年4月27日に愛育病院で桐島ローランドさんを出産し、そのまま1年間ほど愛育病院に預けていたといいます。

未婚のまま3人の子供を出産し、養っていくためにも必死で働いていたのでしょうが、お子さんを1年間も病院に預けたままにしていたとは驚きです。

桐島洋子の育児④　アメリカへ

桐島洋子さんはローランドさんを出産後、子供たちの父親である男性との関係を清算するために桐島かれんさんだけを連れてアメリカへ。

かれんさんをアメリカの保育所に預けながら単身アメリカを放浪しながら様々な職業についたといいます。

そしてロサンゼルスで新しい恋人ができたためにノエルさんとローランドさんもアメリカに呼び寄せ、ようやく兄弟3人一緒の生活が始まったのです。

1970年に刊行された桐島カレンさん、ノエルさん、ローランドさんの日本名を冠した「渚と澪と舵　ふうてんママの手紙」は、新しい女性の生き方を記しているとして多くの女性からの支持を得ました。

今だったら大炎上してしまうかもしれませんが、当時は自由に生きる桐島洋子さんの生き方に憧れる女性も多かったのでしょうね。

そうして桐島洋子さんは「淋しいアメリカ人」「聡明な女は料理がうまい」など数々の大ベストセラーを輩出し、カリスマシングルマザーとして注目されていったのです。

現在は痴呆症を発症し、執筆活動は休止していますが、3人のお子さん達が桐島洋子さんの意思を継いで出版した「ペガサスの記憶」も評判となっています。

桐島洋子さんの自由でやりたいことをあきらめない生き方は、今の若い方々の目にも新鮮に映るのではないでしょうか。

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