岩崎ミュージアム第466回企画展 第6回 「版と表現展」 2022「次世代による木口木版画の世界」Think of continuing generations of WOOD ENGRAVING
岩崎ミュージアム第466回企画展 第6回 「版と表現展」 2022「次世代による木口木版画の世界」Think of continuing generations of WOOD ENGRAVING
2022年1月13日(木)~30日(日)
神奈川県横浜市中区山手町102 岩崎ミュージアム開館時間:10:00~17:00(最終入館は16:30) ※月曜休館
入館料:大人300円/小人100(小・中学生)100円
「次世代による木口木版画の世界」
世界中に広がるデジタル表現の虚と実が人々の感覚の中に浸透している現代では、あらゆる視覚的な表現の氾濫を無意識に受け入れているような気がする。その大河のような表現の源流こそが木口木版画である。主に19世紀を中心に木口木版画は出版物の最先端として超絶的な完成域に入る。だが20世紀初頭に写真技術が印刷の世界に取り込まれることで急速に衰退して行く。
その水脈は絵画表現として深山渓流のごとく、ひっそりと細々と現代に受け継がれている。これは実に希有なことである。
この展覧会は「版と表現」展の最後の企画となる。ここに集った作家、そして総ての木口木版画を志す者達は、その新旧を問わず、渓流に磨かれた原石なのである。
版画家 三塩佳晴
共催:スージ・アンティック&ギャラリー
Source: PR最新情報