意外と簡単!?雑誌や新聞でコラムを持つための4つの手順
意外と簡単!?雑誌や新聞でコラムを持つための4つの手順
広告を使わずにパブリシティで、メディアに掲載を作っていきたい広報担当者の方々は多いかと思います。
その中でも、雑誌やコラムに連載を持つことができしかも意外と簡単にそれができることをご存知でしょうか。今回は、コラムを持つための4つの手順をお伝えしていければと思います。かなりお得な情報のためお見逃しのないように。
コラム連載の具体的メリット
雑誌や新聞でコラムを連載することができると、主に以下のメリットが得られます。
・「情報の定期発信」はPR手段として非常に有効
・各メディアに「コラムを持っています」とアピールして更なる取材を勝ち取れる場合も
・そのジャンルの「権威者」になることができる
・連載後は、コラムをまとめた本を出せる場合も
・「コラム連載をしていること」そのものにマーケティング効果が期待できる
などなど。そしてコラムを持つことは、皆さんが思うほど難しいことではありません。一度は挑戦してみましょう。それでは「新聞や雑誌でコラム連載を始めるための4つのステップ」と題して解説していきましょう。
1.媒体を決める
自社の専門分野に関係する「業界紙」「専門誌」をリストアップします(ネット媒体も含む)。「業界紙や専門誌では、あまり多くの人に読んでもらえない……」と感じるかもしれません。しかし、その業界に強い興味を持っている「濃い読者」がついていますから、読者数の少なさを気にする必要はありません。
また、業界紙や専門誌は知名度が低いぶん、掲載の難易度が低いですからね。最初にアプローチするにはちょうどいいです。知名度の高い雑誌や新聞にアプローチするのは、一度コラムを持ってからにしましょう。
2.媒体について知り尽くす
コラム連載をしたい媒体が決まったら、その媒体の現物を準備してください(ウェブ媒体ならもちろん不要)。そして、「今はどんな内容のコラムが連載されているのか」を調べます。これには、
・どんなコラムなら好まれるのか知る
・「コラム内容」が被ることを防ぐ
という意味があります。できればバックナンバーも1~3年分チェックして、より深く分析しましょう。
また、雑誌や新聞をはじめとする各種メディアは「媒体資料」というものを用意しています。(『広告クライアントの獲得』が資料媒体の主な目的です)資料媒体を読むことで、
・読者の主な年齢層
・読者の職業
・読者の主な居住地
・広告料金(コラム連載が目的の場合は重要な情報ではありませんが)
などを把握できます。コラムの内容を決める際の参考になることでしょう。ちなみに媒体資料はそのメディアのウェブサイト上にあることが多いです。見つからなければ「そのメディアの広報担当者」に問い合わせれば、すぐに媒体資料を送ってくれるはずです。
3.コラムの内容を決める
ステップ2までで「どのようなコラムにするべきか」がおおよそ見えてきたはずです。そうしましたらいよいよ「コラムの企画書」を作成します。企画書のテンプレートとしては以下の流れがおすすめです。
・コラムのタイトル案
↓
・コラム全体の趣旨(250字前後)
↓
・連載1回目の概要(2~3行)
↓
・連載2回目の概要(2~3行)
↓
以下各回の概要を書く
↓
著者プロフィール(業界における実績)や経営する会社の概要
あれもこれもと盛り込んで長文になるのはNGです。A4サイズの用紙2枚、多くても3枚にまとめましょう。
4.編集部(編集長)に企画を持ち込む
企画書が完成しましたら、早速そのメディアの編集部に企画を持ち込みましょう。まずは電話でアポを取ってください。このとき妙な駆け引きをしても意味がないので、「コラム連載をさせていただけないでしょうか。企画書はすでに完成しております」などと伝えましょう。
特に専門誌・業界紙に関しては、「むしろコラム連載をしてくれる人を探している」というケースが少なくありませんから、門前払いされることはまずありません。ちなみに編集部に電話(などのアプローチ)をするときは、「編集長」宛てにしましょう(編集長の名前はその媒体に記されているはずです)。やはり強い権限がありますし、「新連載をするときの窓口担当」である場合が多いからです。
以上4つのポイントを押さえながら効率的なコラム連載を目指してみてください。
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